オンライン学習教材「すらら」を展開するすららネットは29日、「小中高生の"勉強"に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、eラーニング教材「すらら」のログイン画面にて、2013年12月17日~2014年1月15日に実施。小学1年生から高校3年生までの男女723名から回答を得た。
小中高生が勉強で最も集中できる時間帯は「20時~22時」
小中高生が授業以外で勉強するとき「いちばん勉強に集中できる時間帯」のトップ3は「20~22時」(27.4%)、「18~20時」(20.7%)、「22~24時」(12.2%)となった。学校種別にみると、小学生は「16~18時」(23.2%)、中学生は「20~22時」(29.7%)、高校生は「18~20時」(25.4%)で、「実際に勉強している時間」についても類似した結果だった。
小中高生が勉強で使うものは「書籍」「パソコン」の2強
授業以外で勉強する時「よく使用するもの」は、「書籍(参考書・教科書)」が61.3%、「パソコン」が52.3%で、他のものに抜きん出て高くなった。学校種別にみると、年代が上がるにつれ「書籍」の割合は減少し、「パソコン」「スマートフォン」の割合が増加した。しかし「タブレット端末」については、下の年代のほうが使っている割合が高かった。
勉強に関して親に最も望むことは「口出ししないで」
勉強に関して「親にしてほしいこと」を聞いたところ、「勉強に関して、口出ししないでほしい」が32.1%で最も高く、次いで「勉強を教えてほしい」(28.5%)、「勉強したら、おこづかいがほしい」(25.3%)となった。
親より勉強ができないと思っている小中高生が半数以上
「親と比較して、自分は勉強ができるほうだと思うか」を聞いたところ、「できると思う」が25.7%であるのに対し、「できないと思う」は53.0%で、親より自分は勉強ができないと思っている子どもの割合が高いことがわかった。
一方、「親と比較して、自分のほうが勉強しているか」との問いでは、「勉強していると思う」が44.1%、「勉強していないと思う」が36.5%で、親より努力しているが結果は出せていない、と感じている子どもが多いようだった。
頑張る姿が励みになるスポーツ選手は「フィギュアスケート」が上位を独占
「頑張る姿が励みになるスポーツ選手」を聞いたところ、1位は「浅田真央選手」の28.8%、2位は「高橋大輔選手」の19.5%、3位は「羽生結弦選手」の10.4%で、フィギュアスケート選手が上位を占め、子どもたちの「フィギュアスケート」に対する関心の高さがうかがえた。
以下、4位はスキー女子ジャンプの高梨沙羅選手、5位は「いない」となり、野球界の田中将大投手は2.9%で6位、サッカー界の本田圭佑選手は1.8%で7位だった。
詳細は「すららネットの最新情報」で確認できる。