俳優・佐藤健が4月スタートのフジテレビ系ドラマ『ビター・ブラッド』(毎週火曜21:00~21:54)で主演を務め、初の刑事役に挑戦することが30日、明らかになった。佐藤が同局の連ドラで主演を務めるのは、今回が初となる。
同ドラマは、作家・雫井脩介による同名小説をドラマ化した刑事ドラマ。主人公の佐原夏輝は新人刑事で、銀座警察署刑事一課に配属される。そこで夏輝が初の現場でコンビを組んだのは、少年時代に別離した実の父親・島尾明村で、夏輝は反発しながらも、刑事としてあるべき姿を明村から学んでいくというストーリーになっている。
主人公・夏輝役は刑事役初挑戦の佐藤健、父親で変人のベテラン刑事・明村役は渡部篤郎で、2人が最悪で最高の親子刑事を演じる。刑事ドラマをコメディタッチで描く同作では、本格的な共演は初となる佐藤と渡部の、思わず爆笑してしまうコミカルな掛け合いも見どころだ。
主演の佐藤は「凸凹な親子のバディのお話、ということで脚本を読んでワクワクしました。子供のころに『踊る大捜査線』を見て警察官に憧れたことがあったので、そういう意味でもとても気合が入っています」と、初の刑事役に意欲を見せた。また、共演の渡部について「渡部さんは、スーツの居住まいがかっこ良く、ダンディですてきすぎるお父さん」と印象を語り、「スピーディーなストーリー展開と、親子のコミカルなやりとりをお楽しみください」と呼びかけた。
父親役の渡部も「エンターテインメントとして優れており、かつ脚本も素晴らしい作品です。それに負けぬよう、全力で頑張らせていただきます」と気合十分。また、「佐藤さんが出演している作品をたくさん拝見しております。どんな役を演じていても、言葉を発せずとも感情が伝わってくる、素晴らしい力を持っている方だと思っていたので、今回一緒にお芝居をさせていただけることをとても楽しみにしております」と、佐藤との共演への期待も語った。