熊本市交通局はこのほど、3月下旬からサービスを開始する予定の熊本市電ICカード「でんでんnimoca」のデザインを公表した。運用開始日については3月上旬に発表される。
「でんでんnimoca」は、芝生軌道を走行する熊本市電の超低床電車と、A系統の赤色ライン、B系統の青色ラインをあしらったデザインに。ネーミングには、「いつでん(いつでも)、どこでん(どこでも)、市でん(電)に乗って出かけよう」との意味があるという。発売額は2,000円(デポジット500円を含む)。3月下旬の運用開始日から、熊本市電の車内、熊本市交通局営業推進窓口、熊本交通センター窓口にて発売する。
サービス開始を記念した「記念でんでんnimoca」も、運用開始日に1万枚限定で発売される。熊本城を背景とした超低床電車のフルカラー写真に、熊本県キャラクター「くまモン」と熊本市イメージキャラクター「ひごまる」を配した限定デザイン。熊本市交通局営業推進窓口でのみ販売する。
「nimoca(ニモカ)」は福岡県の西日本鉄道が発行するIC乗車券。熊本市交通局は昨年10月、同システムを運営するニモカと正式契約を結んだ。