JR四国は徳島線全線開通100周年を記念し、2月22日から7月31日まで記念イベントを開催する。おもな内容は、開通100周年記念列車「沿線探検スロー列車 徳島線花(とくしませんか)号」の運行や、開通100周年記念ヘッドマークの掲出など。

JR徳島駅。徳島線の列車も発着する

記念列車は、徳島駅から阿波池田駅まで1日かけてゆっくりと走行し、徳島線沿線を楽しむための列車。3月25日、4月20日、5月18日、6月15日、7月20日の計5日間運行し、乗車ツアーも発売となる。記念列車運行初日である3月25日には、開通100周年記念ヘッドマークを掲出して運行。イベント期間中、一部の普通列車にも記念ヘッドマークを取り付けて運行予定だという。

イベント初日の2月22日には、阿波池田駅待合室にて、徳島線全線開通100周年記念キックオフイベントを実施。主催者あいさつや鏡割りなどを行って100周年を祝う。その他、期間中は徳島~阿波池田間全26駅での記念看板・フラッグによる飾り付け、徳島駅・阿波池田駅などでの記念パネル展などの催しが予定されている。

徳島線は1899(明治32)年2月16日に徳島~鴨島間が開通。1914(大正2)年3月25日に川田駅~阿波池田駅間が開通し、全線開通した。