NECは29日、10.1インチのタブレット「LifeTouch L(ライフタッチ エル)」の最新モデルを発表した。ビジネス分野での使用を想定した機能を備えているのが特徴で、用途に合わせてカスタマイズした状態での販売も行っている。発売日は2月20日の予定。希望小売価格は59,115円。
LifeTouch LはAndroid 4.1を搭載した10.1型(1280 x 800ドット、WXGA)タブレット。ビジネス向けの機能として、安全な接続環境を構築しつつ、建物内での通信を途切れにくくする無線LANの接続支援機能、ユーザーごとに使用アプリを指定できるマルチユーザー管理機能、テレビ会議利用時のハウリングを低減するエコーキャンセル機能を備える。
無線LANへの接続支援機能には、事前に登録してある許可済みアクセスポイントのみに接続する「アクセスポイントホワイトリスト機能」、複数の許可済みアクセスポイント圏内に入った場合に、優先度の高いアクセスポイントに誘導する「アクセスポイント優先順位設定機能」などがある。
また、同端末はユーザーの用途にあわせてアプリ削除防止、アプリ配信サービスなどのカスタマイズを行うことが可能。
主な仕様は以下のとおり。CPUは1.5GHzデュアルコアのOMAP 4460 HS、メインメモリはLPDDR2 1GB、ROMは16GB、ディスプレイは10.1インチ(1280×800ドット)、無線LANはIEEE802.11 a/b/g/n、Bluetooth 2.1+EDRに対応。カメラは背面がオートフォーカス対応の約5Mピクセル、前面に約1.2Mピクセルを備える。外部メモリはmicroSD/microSDHCに対応。インタフェースは、USB TYPE A/B、Micro HDMI出力端子、ヘッドフォンステレオ出力、マイク入力共用ミニジャック。
バッテリ容量は8200mAh、充電時間は約4.5時間、駆動時間はホームページ閲覧で最長約15時間、動画再生で最長約12時間。サイズ/重量は、約 264mm(幅)×184mm(髙)×10.4mm(厚)/約590g。
(記事提供: AndroWire編集部)