NTTタウンページはこのほど、「たこ焼き店/お好み焼き店」に関する調査結果を発表した。同調査は、2008年・2010年・2012年・2013年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「たこ焼き店」「お好み焼き店」に登録されている件数を集計し算出。なお、業種分類「たこ焼き店」「お好み焼き店」中に、同一住所で同一掲載名の電話番号の登録が複数ある場合は、データ件数を1件として集計した。
「たこ焼き店」「お好み焼き店」はともに減少傾向
タウンページに登録されている職業分類「たこ焼き店/お好み焼き店」の件数は、どちらもここ10年間で減少傾向にある。「たこ焼き店」は、2004年の3,625件から2013年の3,048件まで約15.9%減少。一方「お好み焼き店」は、2004年の17,672件から2013年の12,478件まで約29.4%減少していた。
「たこ」の消費量1位は奈良市だが、10万人あたり店舗数は大阪府
たこ焼きに欠かせない「たこ」は、どこで人気なのかを、全国のたこの年間支出金額(総務庁「家計調査」より)で見てみると、2012年に限っては、1位は奈良市の1,496円。以下高松市(1,336円)、和歌山市(1,270円)と西日本で人気だった。また福井市や金沢市など、北陸地方のたこ産地でも人気が高かった。
人口10万人あたりの「たこ焼き店」の件数を調査したところ、1位はたこ焼き発祥の地である大阪府で、人口10万人当たりの「たこ焼き店」の合計件数は5.87件だった。2位は石川県(5.76件)、3位は高知県(4.65件)が続いた。一方、登録件数が少ないのは、沖縄県(0.50件)、新潟県(0.55件)、神奈川県(0.68件)だった。
10万人あたりのお好み焼き店数、1位の広島県は2位の徳島県の2倍以上
お好み焼きに欠かせない「ソース」の年間支出金額(総務省「家計調査」より)は、2012年に限っては、1位は岡山市の814円。以下神戸市(812円)、広島市(775円)と続いた。
人口10万人当たりの「お好み焼き店」登録店舗数については、1位が広島風お好み焼き発祥の地である広島県で、55.58件。2位の徳島県(26.42件)の2倍以上の件数となった。3位は兵庫県の22.62件。大阪府は意外にも9位(16.77件)。だった。一方、登録件数が少ないのは、秋田県(1.60件)、山形県(1.91件)、新潟県(2.00件)などとなった。
詳細は「タウンページデータベースのマーケティングデータ・統計データ」で確認できる。