「グラミー賞」主催者側を強く批判しているトレント・レズナー (C)BANG Media International

米インダストリアルバンド、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが、「第56回グラミー賞」放送の際に自身のパフォーマンスが短くカットされたことについて主催者側を猛批判している。

27日に開催された「第56回グラミー賞」式典でトレントは、フー・ファイターズのデイヴ・グロール、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オム、そしてフリートウッド・マックのリンジー・バッキンガムと共にステージのトリを飾っていた。

しかしながら、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの昨年発表された通算6枚目のスタジオ・アルバム『...ライク・クロックワーク』からの「マイ・ゴッド・イズ・ザ・サン」を演奏していた際に、最後の数分部分にクレジットロールが始まり、パフォーマンス自体がカットされていたことに気づいたトレントは、グラミーのプロデューサー陣を強く非難している。トレントは「音楽界の最大の夜が……軽視されるよ。心からクソくらえって言いたいよ」とツイートしている。

トレントはその夜のセットを、ナイン・インチ・ネイルズの8作目のスタジオアルバム『ヘジテイション・マークス』からのシングル『コピー・オブ・A』からスタートさせていた。

1988年にナイン・インチ・ネイルズを結成したトレントは、昨年のグラミー賞で『ドラゴン・タトゥーの女』によりアッティカス・ロスと共に最優秀サウンドトラック賞を受賞している。

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