ソニーは28日、2014年春の新型VAIOとして、「VAIO Fit」「VAIO Pro」「VAIO Duo」「VAIO Tap」の4シリーズを発表した。それぞれ店頭モデルと直販CTOのオーナーメードモデルとして、順次発売・予約受付を開始する。
2013年秋冬モデルを踏襲したモデルが多いなか、特に注目したい製品は、3モードに変形するmulti-flip PCこと「VAIO Fit A」の11.6型モデル。Bay Trail-Mを搭載した本機、13.3型の「VAIO Fit 13A」と外観・性能を比較したファーストレビューも掲載したので、興味があればぜひチェックしてほしい。
2in1 PC「Fit A」にBay Trail-M搭載の11.6型モデル
"Bay Trail-M"こと「Intel Celeron N2920」プロセッサを搭載した、変形機構搭載の「Fit A」シリーズ11.6型モデル。店頭ラインナップはシルバーの「SVF11N19EJS」のみ。解像度は1,920×1,080ドットのフルHDで、10点マルチタッチ対応。「トリルミナスディスプレイ for mobile」や「オプティコントラストパネル」といった高画質技術も備える。
発売日は2月22日。価格はオープンで、店頭予想価格は130,000円前後。直販CTOのオーナーメードモデルも用意し、最小構成価格は102,800円。
ほか詳細はこちらのリンクの発表記事を参照のこと。
本命コンバーチブルUltrabook「VAIO Duo 13」
コンバーチブルUltrabook「VAIO Duo 13」の2014年春モデル。基本のハードウェアスペックは昨年秋冬モデルと同等だが、ソフトウェア面でクリエイティブ機能を強化しており、新たにAdobe Photoshop Elements 12を標準プリインストールするなどしている。
価格はオープンで、店頭予想価格はLTE非搭載の新モデル「SVD13238EJB」「SVD13238EJW」ともに180,000円前後。発売日は2月22日。直販CTOのオーナーメードモデルも同時に販売開始し、最小構成価格は153,800円。
ほか詳細はこちらのリンクの発表記事を参照のこと。
CTOでCore i7-4650Uが搭載できる「VAIO Pro 11/13」
11.6型フルHDモバイルノートPC「VAIO Pro 11」と13.3型フルHDモバイルノートPC「VAIO Pro 13」の2014年春モデル。2013年秋冬モデルの仕様を踏襲しながら、OSをWindows 8.1にアップデートし、無線LANの最新規格IEEE802.11acに準拠した。また、「Adobe Photoshop Elements 12」製品版をプリインストールする。
「VAIO Pro 11」の発売日は2月22日。価格はオープンで、店頭予想価格はタッチ対応11.6型の「SVP11229EJB」が160,000円前後、タッチ非対応11.6型の「SVP11228EJBI」が150,000円前後。
「VAIO Pro 13」の発売日は3月8日。価格はオープンで、店頭予想価格は170,000円前後。直販CTOのオーナーメードモデルも同時発売し、最小構成価格はVAIO Pro 11が104,800円、VAIO Pro 13が128,800円。
ほか詳細はこちらのリンクの発表記事を参照のこと。
基本性能UPの「VAIO Tap 11/21」
Haswell世代のプロセッサとフルWindows機能を詰め込んだタブレットPC「VAIO Tap 11」の2014年春モデルと、21.5型液晶搭載デスクトップ「VAIO Tap 21」の2014年春モデル。「VAIO Tap 11」は新たに店頭モデルでLTE搭載(auの4G LTE対応、本体にSIMを装着済みの状態で出荷)のラインナップを追加したほか、OSや無線LANが強化された。
価格はオープンで、店頭予想価格はLTE搭載の「SVT11229EJB」が185,000円、LTE非搭載の「SVT11228EJB」が170,000円前後。発売日は2月22日で、直販CTOのオーナーメードモデルも同時に販売開始する。CTO最小構成価格は119,800円。
「VAIO Tap 21」はOSやメモリ構成を強化。価格はオープンで、店頭予想価格はCore i7搭載モデルが205,000円前後、Core i5搭載モデルが185,000円前後、Core i3搭載モデルが165,000円前後。3月8日発売で、直販CTOのオーナーメードモデルも同時に販売開始する。CTO最小構成価格は123,800円。
ほか詳細はこちらのリンクの発表記事を参照のこと。
Windows 8.1搭載のスタンダードPC「VAIO Fit 15E」
15.5型ノートPC「VAIO Fit 15E」の2014年春モデル。OSがWindows 8.1となり、「Adobe Photoshop Elements 12」製品版をプリインストールする。価格はオープン。店頭予想価格は、タッチ対応でCore i7搭載の「SVF15329EJW」が175,000円前後、Core i5搭載の「SVF15328EJW」が145,000円前後。Pentium搭載の「SVF15327EJ」シリーズは110,000円前後。
直販CTOのオーナーメードモデルも同時に販売開始。限定色のピンクのほか、Windows 8.1 Pro 64bitや1.5TB HDDなどスペックを強化できる。最小構成価格は69,800円。ほか、CTO限定モデルの14型「VAIO Fit 14E」(SVF1432A1J)も用意。最小構成価格は64,800円。
ほか詳細はこちらのリンクの発表記事を参照のこと。
あの「レンズ型カメラ」がついにVAIOに対応
同社の"レンズスタイルカメラ"こと「DSC-QX」シリーズがタブレットで使えるアタッチメント「SPA-TA1」も登場した。
6種類の長さのアームを同梱し、装着するタブレット幅に合わせて調整可能。VAIOでは11.6型のタブレットPC「VAIO Tap 11」で使用できる。カラーはブラックのみで、直販価格は3,500円(税別)。販売開始は4月上旬。
ほか詳細はこちらのリンクの発表記事を参照のこと。