マネーフォワードは27日、簡単に確定申告や法人の会計処理ができるクラウド型会計サービス「マネーフォワード 確定申告」「マネーフォワード For BUSINESS(法人会計)」正式版、および「日本初!領収書読込アプリ」の提供を開始した。
このうち「マネーフォワード 確定申告」は、個人の確定申告者向けのクラウド型会計ソフト。クラウドのメリットを最大限に活用し、これまで面倒で難しかった作業を可能な限り自動化することで、わずか3ステップで確定申告を完了することができるという。
具体的には、1,404(2014年1月現在)の金融機関における入出金データを自動取得し、取得したデータは、その文言を元に半自動で仕訳作業を行う。仕訳したデータから、キャッシュフローレポート、収益費用レポート、税務申告に必要なフォーマットなどを自動作成する。
WindowsとMac両方に対応。基本料金は無料(仕訳登録数:月間15件まで、仕訳ルール学習:5件まで)だが、データエクスポートなど高度な機能を使用する場合はプレミアム会員(月額800円)への登録が必要となる。
今後は、税理士と容易にコミュニケーションがとれる機能や、給与計算機能など、個人事業主や中小企業の経営をサポートするクラウド型サービスを拡充していく予定という。