アッシャーの問題多き弟分、ジャスティン・ビーバー (C)BANG Media International

米シンガーのアッシャーが、逮捕、釈放と連日メディアで報道されているジャスティン・ビーバーに説教するため、パナマに飛んだことが明らかになった。

先日、米フロリダ州マイアミで飲酒運転および公道での違法カーレースへの参加の疑いで警察に止められた際に、警察の指示に従わず、抵抗した末に逮捕されるに至ったジャスティンは、釈放後の25日にパナマのプンタ・チェイムに渡っている。

問題多き弟分のジャスティンに対し、長いことジャスティンの良き先輩として交友の深かったアッシャーは、彼を説き伏せるために同地に向かったという。ある関係者はゴシップサイトのTMZ.comに、アッシャーは、ジャスティンのマネージャーであるスクーター・ブラウン、さらに幼なじみの親友ライアン・バトラーと共にジャスティンのもとを訪れ、真剣な話し合いをしたことを明かした。ライアンは24日にツイッターで「俺は自分の愛する人のもとにいつでも寄り添うつもりさ。どんな時でもね」と親友ジャスティンへのサポートを示している。

同地に居合わせたあるファンは26日、アッシャーとジャスティンがそれぞれ別々にビーチにいる写真を投稿しているほか、他のファンたちはジャスティンの母親パティ・マレットさんとプロデューサーのライアン・グッドも同地に滞在していると報告している。

以前アッシャーは、ジャスティンに出会った際すぐにジャスティンが特別な存在と話していた。「ジャスティンに出会った日は特別だったね。すぐに彼には原石のような才能があるってわかったし、何よりかわいらしかったから、女の子が放ってはおかないだろうって思ったよ。だから、もし本格的に磨けば、コイツはすごい大物になるぞって思ったんだ。でも、まさかここまで大スターになるとは思いもしなかったけどね」

さらに次のように続けている。「当時、ディズニーやニッケルオデオンなんかの子供向けチャンネルが人気で、ポップアイドルが絶頂期だったんだ。でもそんなところへ、流行の逆を行くようなアーティストが現れたってわけさ。ネットに自分の歌を投稿してさ。だからきちんとジャスティンを導くことができたら、ジャスティンっていう揺るぎないアーティストが完成するって思ったんだ」

また、ジャスティンが逮捕された時に現場にいたと報道されている父親のジェレミー・ビーバーは、世間から批判をあびているジャスティンをかばって、「誇りに思っている」とツイートを残している。

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