モデル・押切もえが昨年8月に発売した小説家デビュー作『浅き夢見し』(1,260円 小学館刊)が、インターネット書店「楽天ブックス」で行われた読者投票によるランキング「2013年隠れた名作No.1決定戦」で1,136票を獲得し、総合1位に輝いた。

小説家デビュー作『浅き夢見し』が、「2013年隠れた名作」の1位に選ばれた押切もえ

このことを受け、押切は「このような素晴らしい賞をいただき、夢見心地でおります。投票してくださったみなさん、すてきな感想をくださった方々に心から感謝しています。本当にありがとうございます!」と喜びと共に感謝の言葉を伝え、「これを機に、さらに多くの方に『浅き夢見し』を読んでもらえるといいな…(と、妄想中)。これからもたくさんの本に触れながら、また小説を書いていけたら、と思っています。今後ともよろしくお願いします!」と次回作への意気込みも示した。

また、総合1位の受賞を記念して、2月15日に東京・品川の楽天タワーで、トークイベントを開催(13:00開演)。執筆秘話、読書や趣味、最近のことのほか、参加者からの質問にも答える。2月10日9:59までに楽天ブックスで応募エントリーし、同書購入者の中から抽選で100人が招待される(購入済みも対象)。

同書は、女性ファッション誌『AneCan』の専属モデルとして活躍中の押切が、3年にわたって書き上げた初の長編小説。25歳の売れないモデル・村田瞳を主人公に、ネガティブな感情やさまざまな試練に押しつぶされそうになりながらも、「売れるモデル」へと成長していく姿を描いた。初版1万部でスタートし、売れ行き好調により8,000部が重版。現在は4刷まで重版されている。

楽天ブックスの「2013年隠れた名作」は、楽天が19の出版社に男性作家1点、女性作家1点の計2点の本の推薦を依頼し、そのラインナップに対して、ユーザーからの投票でベスト1を選出する賞。2013年11月からWEBサイト「楽天BOOKS」で開催され、同年12月に同サイト上で発表された。