JR西日本福知山支社はこの春も、特急「はまかぜ」一部列車の播但線竹田駅への臨時停車を実施する。「天空の城」として知られる竹田城跡への来場者の利便を図るのが目的で、昨年は4~11月に実施した。

播但線を走行する特急「はまかぜ」

今年は竹田城跡の山開きに合わせ、3月20日から臨時停車を開始。5月6日までの毎日と、5月10日から6月29日までの土休日限定で、下り「はまかぜ1・3号」、上り「はまかぜ4・6号」が対象となる。

臨時停車の実施日には、竹田駅から山城の郷を経由して竹田城跡を結ぶ周遊バス「天空バス」が1日8便運行される。周遊バスは全但バスによる運行。臨時停車初日の3月20日には、特急「はまかぜ1号」の竹田駅到着に合わせ、武者姿の甲冑隊などによる出迎えや駅舎リニューアル式典などが予定されている。

4月26日から6月29日までの土休日には、特急「こうのとり1号」(和田山駅10時22分着)から接続する和田山駅発の臨時普通列車「天空の城 竹田城跡」号(和田山駅10時26分発、竹田駅10時33分着、寺前駅11時28分着)を運転。大阪方面からのアクセスも向上するほか、土休日は特急「きのさき1号」利用による京都方面からのアクセスも便利になるという。