イオンフィナンシャルサービス(以下同社)の子会社であるイオン銀行(以下同行)は27日、「イオングループ・ファンド」(以下同ファンド)をインストアブランチおよびインターネットバンキング(イオン銀行ダイレクト)にて取扱いを開始した。

同ファンドは、イオングループの上場企業株式とイオンリートを対象に投資を行うという。株式以外に不動産投資信託証券(Jリート)にも投資を行う日本で初めてという企業グループファンドになるとしている。また、同ファンドは、収益配分を年2回とすることで、同年1月より開始したNISA(少額投資非課税制度)でも申し込みしやすい商品内容になっているという。

同行では、顧客の中・長期的な資産形成を応援するため、投資信託購入時手数料を全額でWAONポイントにて還元するキャンペーン(期間:1月6日~2017年12月31日)を実施しているので、投資信託の購入の際は利用してほしいとしている。

イオングループは、顧客の便利で豊かなくらしの実現を目指し、小売事業をはじめ総合金融事業、ディベロッパー事業、サービス事業など12事業250社を超える業態・事業が集結した「総合グループ」だという。また、商品開発や需要集約、物流という、グループ共通の機能を担う3つの機能会社によって、事業を越えてインフラを最大限に活用、グループシナジーの創出を図っているという。

また、同ファンドが投資対象とする、Jリート銘柄・イオンリート投資法人(2013年11月22日上場)は、商業施設などへの投資を通じて、人々の豊かな生活の実現と地域社会への貢献を理念とし、イオングループが国内で運営する大規模商業施設のほか、海外のイオングループ商業施設にも投資し、中長期にわたる安定した収益の確保と運用資産の着実な成長を目指しているとしている。

今後も、顧客の幅広い金融ニーズに応えるべく、投資信託商品の拡充を積極的に行っていくとともに、安全・安心、便利でお得なサービスの充実に努めていくとしている。