2月1日公開の『マイティー・ソー/ダーク・ワールド』で、アベンジャーズシリーズ最強の男"ソー"を演じた主演のクリス・へムズワースが26日、東京・アクアシティお台場メディアージュで開催されたPRイベントに参加し、ファンと共に名シーンを再現した。

『マイティー・ソー/ダーク・ワールド』のPRイベントに参加した主演のクリス・ヘムズワース(中央)
(C)2013 MVLFFLLC. TM & (C) 2013 Marvel. All Rights Reserved.

同映画は、アベンジャーズ・プロジェクト最新作で、アベンジャーズ最強の男・ソーとその弟にして宿敵・ロキの壮絶な戦いを描いたアクション超大作。世界で6億ドル以上の興行収入を記録していることでも話題となっている。

イベントには、約100人のアベンジャーズコスプレファンと、そのファン代表としてプロレスラー・佐々木健介と妻・北斗晶、2人の子供の日本最強ファミリーも参加。佐々木・北斗夫婦はおそろいの"ソー"Tシャツ姿で、2人の子供はそれぞれソーとロキに扮して登場した。

続いて、メインゲストのクリス・ヘムズワースが登場。ソーや、ロキ、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど気合の入ったコスプレ姿のファンを見て、「みんなすごくキマっているので、映画にもぜひ出てほしい」と興奮気味に語り、見どころを「オーディン(父)に背いてアスカルド(国)から逃げるシーンがあるが、このシーンはインディ・ジョーンズやスター・ウォーズみたいに最高です」とアピールした。

そして、メインイベントとして、ソーの必殺の武器"ムジョルニア"を天高くかざし、渾身の力を込め一気に大地にたたきつけるという名シーンを、クリス本人が再現。「マイティ~」「ソー!」の掛け声と共に、渾身の力を込めてムジョルニアを振り下ろし、その波動を受けて集まったファンと佐々木&北斗ファミリーが大ジャンプを披露。クリスも「素晴らしいジャンプをありがとう!」と思わずコメントするなど、大成功に終わった。

クリスは「こんなにも多くの人がアベンジャーズになりきった格好で来てくれてうれしいです、ありがとう」と感謝。「日本の相撲をソーの演技に生かしたいから、ヒントをもらいに見に行こうと思います(笑)」と相撲への感心も示し、「今回強大な敵が現れて世界滅亡の危機が発生しますが、前回の『アベンジャーズ』で強敵だったロキが味方についてソーと共に戦うので、見応えがあると思います」とPRした。

佐々木&北斗ファミリーも「次の『アベンジャーズ2』へのヒントが絶対あるので見逃せない作品」と期待し、「息子2人はよく喧嘩しますが、兄は喧嘩っ早くて弟はずる賢い。その構図はソーとロキそのもの」と息子たちをソー&ロキに重ね合わせていた。