ソーシャルメディア利用にあたっての新入社員・内定者への対策は重要だと考えていますか?

マイナビは、マイナビ研修サービス採用力シリーズの受講者(企業の人事・採用担当者)281名を対象に、「人事・採用担当者への新入社員・内定者のソーシャルメディア利用対策状況調査」を発表した。調査期間は2013年11月1日~12月20日。

マナー研修を実施している企業はわずか1.8%

まず、ソーシャルメディア利用について、「新入社員・内定者への対策は重要と考えているか」と尋ねたところ、「非常に重要」(17.1%)と「重要」(51.9%)を合わせると、69.0%の企業が「重要」と回答した。ソーシャルメディア利用の対策について、意識が高いことがわかった。

ソーシャルメディア利用にあたり、新入社員・内定者向けの研修などを実施しているか聞くと、72.6%が「実施していない」(全く実施していない43.4%と、ほとんど実施していない29.2%の計)と回答した。「十分実施している」と回答した企業はわずか1.8%で、ソーシャルメディア利用対策への企業の取り組みは後れがちなようだ。

ソーシャルメディア利用にあたっての新入社員・内定者向けの研修などを実施していますか?

「対策を実施していない」と回答した企業の人事・採用担当者にその理由を尋ねたところ、最も多い回答は「ソーシャルメディアへの社内での理解度が低い」(106件)だった。続いて「何を説明・教育すればよいか分からない」(92件)で、新しいメディアに対しての対処方法を模索していることが伺える。

ソーシャルメディア利用にあたって、新入社員・内定者向けの研修などを実施していない理由は何ですか?