Paragon Drive Copy for SSD 4.0

パラゴン ソフトウェアは27日、HDDからSSDへとWindowsシステムを移行できるユーティリティ「Paragon Drive Copy for SSD 4.0」を発表した。同日より同社販売サイトで発売し、価格は3,240円。

既存のHDDを高速なSSDへ換装する場合、使用中のHDDよりSSDの容量が小さくなるケースが多く、スムーズに交換できない事態が生じる。

Paragon Drive Copy for SSD 4.0は、こうした問題を解決し、Windowsを含むシステムパーティションを容量の小さなSSD/HDDへ丸ごとコピーして、クローンを作成できるソフトだ。コピー先のディスク容量に合わせてパーティションを自動リサイズする機能などを備え、ウィザードに沿って簡単に操作できる。

コピー対象となるのは、Windows OSのインストールされているシステムパーティションのみ。データのみのパーティションはコピーできない。また、HDD全体のコピーも行えず、パーティション単位でのコピーとなる。

なお、Paragon Drive Copy for SSD 4.0は、同社販売サイトでダウンロード版を販売するほか、OEM/バンドル向けの提供も行う。前バージョンのParagon Drive Copy for SSD 3.0のユーザーには、ユーザー登録ページ「My Account」より、新バージョン4.0がダウンロードで無償提供される。

対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。対応するHDD/SSDは、IDE、SATA、SCSI、SASに準拠したもの、およびFireWire 400/800(IEEE1394a/b)、Thunderbolt、USB 1.1~3.0、eSATA、SATAで接続されたHDD/SSDとなっている。

ウィザード操作の流れ

(1)ウィザードのスタート画面

(2)ストレージ構成を分析

(3)コピー元となるWindowsシステムパーティションを選択

(4)準備が完了して「コピー」をクリックすると実行。別画面でコピーフォルダの取捨選択も可能

(5)コピー対象のフォルダ/ファイルを選択する画面

(6)コピー実行中

(7)コピー完了