卒業旅行の旅費は100,000円未満が多数

全国で宿泊施設を展開するソラーレ ホテルズ アンド リゾーツはこのほど、「卒業旅行(グループ旅行)に関する調査」の結果を発表した。同調査は2013年12月24日~27日にインターネット上で実施。学生(大学または短大)時代に卒業旅行へ行ったことがある20~60代の社会人600名から回答を得た。

バブル世代には旅費「1,000,000円」という人も

バブル世代のほうが旅費が高い

「卒業旅行にかけた旅費総額(現地で使ったお金・お小遣いは含まない)」を聞いたところ、62.8%が「100,000円未満」と答えた。「100,000円以上200,000円未満」は26.0%、「200,000円以上」は11.2%だった。

「200,000円以上」と答えた人に金額と行き先を聞いたところ、50代男性が「ヨーロッパ10カ国」の旅にかけた「1,000,000円」が最高金額となり、世代別でみてもバブル世代は、若年層と比べ卒業旅行にかける旅費も高い傾向にあることがわかった。また、全員に聞いた「卒業旅行の旅行先と回数」は、「国内と海外両方」23.1%、「国内旅行のみ」57.2%、「海外旅行のみ」19.7%だった。

バブル世代と若年世代では旅行の形式に差

グーグル世代は「プランを選ぶ」旅行が人気

「あなたが行った卒業旅行のプランは、どのような形式か」を聞いたところ、バブル景気の恩恵を受けた40~50代では、53.3%が「個人で手配(自分たちで1から企画した卒業旅行)」と答えたのに対し、20~30代は42.5%だった。また「旅行会社の商品を購入(交通手段と宿泊施設のみ)」と答えた人は、バブル世代の28.3%に対し、20~30代は44.6%だった。

グループ旅行の幹事役は出世をしている場合が多い

卒業旅行はグループ旅行が主流

「卒業旅行は、誰と一緒に行ったか」を聞いたところ、「友人(5人以上のグループで)」が26.5%、「友人(3~5人程度で)」が45.2%と、「友人と一緒」が9割を占め、そのうち、「3人以上のグル―プ」での卒業旅行が71.7%だった。

卒業旅行の幹事役は出世傾向あり

また、「3人以上のグループ」での卒業旅行をしたと答えた人のうち、7割以上が「(その卒業旅行に)リーダーや幹事役がいた」と答えた。さらに、リーダーや幹事役だった人の近況を今でも知っている人に「その人(リーダーや幹事役)は、自身の同僚や同期とくらべて、出世している方だと思うか」と尋ねたところ、半数以上が「出世をしている方だと思う」と答えた。

調査の詳細は「ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツのプレスリリース」で確認できる。