女性の同僚が、ここ数日なんだか元気がない気がする。と思っていたら、「肌の色が黒くてセレブっぽいね」という俺の一言が彼女を傷つけてしまったことが判明。ほめたつもりだったんだけど……。今回は、マイナビニュース会員のうち男性200名に、つい言った一言で女性を傷つけてしまった経験があるか、聞いてみた。
Q.うっかり女性を傷つけることを言った経験はありますか?
はい 24.0%
いいえ 76.0%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんなことですか? どうして傷つけてしまったと思いましたか?
■女性を傷つけた経験あり
・「本音をつつまずにいってしまった」(29歳男性/電機/技術職)
・「自覚はないけど、多分ある」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「突然泣かれたことがあるから」(25歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
・「覚えていないが、それが原因で別れた」(38歳男性/自動車関連/事務系専門職)
・「誰しもあると思う」(28歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■太った? は禁句
・「最近太ったねと言ってしまった……その日から一週間ほど食べる量が減っていたから」(23歳男性/医療・福祉/専門職)
・「ぽっちゃりでもかわいいよと言って怒られた」(25歳男性/医療・福祉/営業職)
・「体型とかの話で正直に意見をいったら少しさめてしまっている印象をうけた」(26歳男性/金融・証券/専門職)
■顔や身体について
・「顔についていってしまった」(29歳男性/金融・証券/販売職・サービス系)
・「胸が小さいと言ってしまった」(42歳男性/その他/その他)
・「お尻が垂れてると言ってしまい、その後Gパンが履けなくなったと言われたので、傷つけてしまったと思いました」(51歳男性/機械・精密機器/技術職)
■見下した発言
・「お前が悪いと言った」(35歳男性/自動車関連/技術職)
・「どうせ暇でしょ? 見下した態度をとってしまったから」(29歳男性/運輸・倉庫/技術職)
■デリカシーを欠く発言
・「年上の女性に年に関してのからかいをしてしまった……その後やや落ちていたので」(28歳男性/建設・土木/技術職)
・「美白している母にいつものノリで『あまり変わらないなあ』と言ったら、本気で傷ついていたので、大いに反省しました」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)
■その他、反省の言葉たち
・「『その服かわいいね』などと、デートのたびに服をほめていたら、『服だけ?』とふててしまった」(31歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「汚い言葉を使ったときに、男みたいっと言ったから」(30歳男性/食品・飲料/技術職)
・「自分のものを壊されて、そのときはいいよと言ったのに、後から壊されたことを再度持ち出してしまった」(40歳男性/その他/その他)
■総評
女性を傷つけるような言葉を言ってしまったという男性は24%。「自覚はないけどある」「泣かせてしまった」「それが原因で別れた」など、"口は災いの元"を実際に体験してしまったことがある男性は多いようだ。
一番集まったのは、「太った?」など体型に関する発言。「ぽっちゃりでかわいい」とほめ言葉のつもりが怒られた、という男性もいた。女性はスタイルを気にしている人が多く、客観的で正直な意見を男性に言われるのは、特に傷つくもの。男性は女性の体型についてのコメントは、極力避けたほうが賢明だ。
同様に、胸やお尻、顔などについて指摘をするなど、もってのほか。たとえ親しい恋人同士だとしても、いや恋人だからこそ、身体のことは絶対に言ってはいけない!! また「結婚相手としてみれない」「料理がまずい」など、恋愛関係を壊すような発言で、女性を傷つけてしまった男性たちも。別れるつもりでわざと言ったのなら分かるが……。
年上の女性に年の話をしたり、「気にしてなさそうだし、大丈夫だろう」と思って発言したりしたら、傷つけてしまったという悲しい例も報告された。一生懸命美白をしているお母さんが「あんまり効果ないね」と息子に言われてしまったら、確かにショックかもしれない。女性はいくつになってもキレイでいたい、という願望があるものだ。
男性の正直さが、時に女性を傷つけることがある。ウソでもいいから肯定してほしい、ほめてほしい……これが女性の本音と心得ておこう。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2013年12月27日~2013年12月30日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート