女優の夏帆が、作家・山田悠介のベストセラー小説を実写化する映画『パズル』(3月8日公開)で主演を務めることが明らかになり、血しぶきを浴びた衝撃的なシーンが25日、公開された。
同作は、飛び降り自殺を図った少女と、それに共感した少年の、切なくも破滅的な物語。少女・中村梓を演じるのは、映画『天然コケッコー』『東京少女』など数々の映画やドラマに出演してきた夏帆。一方、少年・湯浅茂央は、映画『江ノ島プリズム』でブレイクし、現在フジテレビ系『僕のいた時間』(毎週水曜22:00~22:54)にも出演している野村周平が演じる。
ある日突如、夏帆演じる女生徒の中村が、高校の屋上から飛び降りる。その1カ月後に、同じ高校で奇怪なマスクをつけた集団の占拠事件が発生。妊娠中の女教師が監禁され、理事長と男子生徒3人がこつ然と姿を消す。一方、野村演じる同級生の湯浅は、一命をとりとめた中村のもとを訪れ、謎の封筒を置き去る。中村が封筒の中身を見ると、そこに入っていたのはすべての事件の鍵を握る"パズル"のピースだった。中村が導かれるように彼の後を追うと、想像を絶する光景が待ち受けていた。
監督は、映画『先生を流産させる会』(2011年)で注目を集めた内藤瑛亮。夏帆、野村のほか、高橋和也、大和田獏、八木さおり、佐々木心音、田中隆三といった個性派俳優が出演する。
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