iPadやNexus 7など、タブレット端末を外出先で使用するとき、データ通信は必須ですよね。でも、キャリアのパケット定額を契約すると月々の支払いが高い……。そんな人を中心に、最近人気急上昇なのが、便利にオトクに運用できる格安SIM。

「格安SIM」にかかる期待

OCNやIIJをはじめ、さまざまな会社がこの領域に参入していて、価格競争・サービス競争が激化中!さらにこの人気は、スマホユーザーにも向かっていて、「通話はキャリア契約のガラケー、ネットはスマホ+格安SIM」という2台持ちにより、月々にかかるコストをぐっと減らしている人が増えてきているのです。

「SMS」付き格安SIMの台頭!

そんな、今注目の格安SIMですが、昨年の終わりごろから新たなキーワードが話題に上っています。それは「SMS」。格安SIMを提供する各社が、SMSを使えるようにするオプションサービスを次々と開始したのです。

SMSとは、全角70文字程度の短いテキストを送受信できるというサービスです。電話番号だけで送受信できるので、相手のメアドを知らなくても送れますし、『LINE』をはじめ一部アプリのユーザー認証に使われたりしています。……ですが、各社一斉に取り組むほど重大なオプションとも思えませんよね。

実はこれ、「セルスタンバイ問題」という、スマホ+格安SIMで一部発生してしまう、ちょっと困った事態を解決するために必要なサービスだったのです。格安SIMのほとんどは、データ通信専用になっていて、音声通話用の回線は持っていません。ところが一部のスマホなどの端末では、音声回線がないと「電波がちゃんと来てない」と認識されて、ひたすら電波サーチを続けて、余計なバッテリーを消費してしまうことがあるのです。

そこで、この問題を解決するのが「SMS」です。SMSは音声回線を使ったサービスなので、端末側から見ると音声回線もデータ回線もきちんと認識できるので、無駄なバッテリー消費もなくなる、ということです。格安SIMを購入する際に、この問題に少しでも不安を感じる方は、SMS付き格安SIMを選択した方が賢明かもしれませんね。

記事提供:SIM通

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