JR東日本盛岡支社は2月2日、新しいSL列車「SL銀河」(4月以降に釜石線で営業運転開始予定)の車両展示会を盛岡駅にて開催する。
展示会は同駅の7番ホームにて行うため、見学には大人140円、小児70円の入場券が必要。外観のみの公開で、内部立入りは不可。先着300名にSLで使用する石炭をプレゼントするほか、在来線改札内コンコースでは、展示会限定の駅弁・鉄道グッズ・SL関連土産などの販売も行われる。「SL銀河」として復活するC58形239号機の復元の様子を収めたパネル展示会も同時開催する。
「SL銀河」は、宮沢賢治の物語「銀河鉄道の夜」がテーマのSL列車。C58形239号機とキハ141系旅客車4両からなる編成で、座席は180席(予定)。C58形239号機は岩手県営運動公園内の交通公園に展示保存されていた蒸気機関車で、昨年秋から復元工事が行われた。昨年12月18日にはさいたま市の大宮総合車両センターにて吹込み作業を行い、構内試運転を行った。今後、盛岡でも試運転と訓練運転を行う予定。