トヨタ自動車は24日、国内での生産累計台数が、2013年12月5日までの生産をもって1億5千万台を達成したと発表した。
これは、1935年8月に同社の前身である豊田自動織機製作所(現 : 豊田自動織機)自動車部において1号車となる「G1型トラック」を生産して以来、78年5カ月で達成したもの。グローバル生産では約2億1千万台となり、国内生産は約70%を占めている。また、最も生産台数の多い車種は「カローラ」で、国内生産累計台数は約2,545万台(2013年12月末時点)。
同社は、日本で「高度な技術力」「現場力」、それらを支える「人材」、また仕入先の層の厚さといった「インフラ面」等モノづくりにおける強い基盤を持っており、技術革新や高付加価値な商品の開発・生産などを行い、常に同社のグローバルな発展をリードしてきたとのこと。今後も、国内の生産拠点をグローバルトヨタの競争力を向上させるためのベース拠点として位置付け、「モノづくりを通じて社会に貢献する」という創業以来の理念のもと、"もっといいクルマづくり"に努めていく方針だとしている。なお、国内生産累計台数1億5千万台達成を記念し、2014年度中に同社の広瀬工場に時計塔を建設する予定。