コルグは、米・アナハイムにて開催されている世界最大級の楽器展「NAMM Show 2014」にて、自由な演奏を可能にするキーボード「RK-100S」を発表した。2014年4月下旬発売予定で、価格は未定(後日発表予定)。
本製品は、1984年に発売されたリモート・キーボード「RK-100」の復刻版となるもの。ギターを意識した特徴的なデザインはそのままに、同社アナログ・シンセサイザー「MS-20 Mini」でも採用された37鍵スリム鍵盤を搭載することで、小型・軽量化を実現。本体は光沢塗装の木製ボディで、カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3色を揃えた。
また、オリジナル版には搭載されていなかった音源も新たに内蔵。200種類の"アナログ・モデリング音源"によって、多彩なジャンルの音楽へ対応可能となった。さらに、2つのリボン・コントローラーやアルペジエーター、ボコーダーなど新しい機能も搭載されている。このほか、MIDI出力端子やUSB端子の追加により、外部音源を使った演奏やコンピューター内のエディターによる詳細な設定も可能となっている。
単3アルカリ乾電池×6本、または充電式の単3ニッケル水素電池×6本で駆動するほか、別売りのACアダプターでも電源供給ができる。本体サイズはW830xD262xH71、重量は3.4kg(電池含む)。