熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「永井大と中越典子の結婚。『暖かいところで』」【ミヤネ】

先週報道された2人の結婚報道。その後、初めて公の場に現れた永井は、「つき合って4年たちますし、将来設計とかもする年齢ですし、(中越も)意識はしてくれているんじゃないかと思う」「純白のウェディングドレスが理想。(新婦に)楽しんでもらえる結婚式にしたい」とオープンに語った。

さらにリポーターから突っ込まれると、「まだこれといった予定もないし、詳しいことを今ここでは言えない」とトーンダウンしながらも、「暖かいところがいいなと思います。2人で話し合って、そういう話をするのも楽しいと思います」と素直に話した。

中越について聞かれると、「強い気持ちを持って何事にも立ち向かう姿がカッコイイ。明るいのが一番いいと思うし、笑いが絶えないつき合いができる」とノロケ。中越の所属事務所は、「結婚するという事実はございません」とコメントしているが、焦点は「いつ、どこで結婚するか?」に移っている。

●「デヴィ夫人が素人にビンタ3発! 訴訟に発展か?!」【ノンストップ】

バラエティ番組『奥様はモンスター2』で、デヴィ夫人が一般の女性出演者を3発も平手打ちし、被害届を出されてしまった。「男にだらしない」という発言に怒ったデヴィ夫人は、女性にビンタしたあとそのままスタジオを後にし、そのシーンはお蔵入りに。女性は番組スタッフから、「失礼なことを言ってもいいですから、番組を盛り上げてください」と言われていたが、ビンタされた上に謝罪がなかったことから、暴行罪で訴えたという。

小藪一豊は、「芸人同士ならよくあるけど、一般の人には聞いたことがない」と首をひねったが、気になるのはTBSが「当人同士の問題」とコメントを拒否したこと。デヴィ夫人と言えば、先月も「整形疑惑のKYタレントK.R」(小島瑠璃子)と暴言を吐くなど、芸能界屈指のトラブルメーカーだけに、起用した以上は責任があるような。

それにしてもデヴィ夫人は、73歳とは思えない暴れっぷり。女性に謝罪し、示談金を渡せば何の問題もないだろうが、果たして素直に頭を下げられるだろうか。

●「SHELLYの結婚相手はテレビマン。1日26回のキス」【スッキリ】

レギュラー8本を抱えるバラエティー界のトップタレントだけに、結婚報告もド派手。まずは『ヒルナンデス!』に生出演。夫の似顔絵を披露し、「よく笑う、よくしゃべる明るい人」とノロけた。深夜にはMCを務める『今夜くらべてみました』を生放送に切り替え、夫と共演。「夫が帰ってくるとペンギン歩きでお出迎え」「キスのおねだりが多く、最高1日26回」とサバサバキャラではなく、意外に甘えん坊キャラであることを暴露された。

2人の出会いは4年前。バラエティ番組のディレクターである夫と出演者として出会い、共通の友人・いとうあさこの協力もあって、6回目のデートでつき合うことに。1年3カ月の交際を経て、今年元日ハワイでプロポーズしたという。さらに、「夫の貯金が1000万円以上」「婚約指輪は320万円」であることも明かされた。

夫は「顔出しNG」だったものの、横顔はキャイ~ン天野ひろゆき似。本名を明かし、キスも見せるなど、テレビマンとしてのあり方を見せた。これを見たテリー伊藤が「ディレクターの地位を上げたね。現場は『オレたちも頑張ろう』ってみんな奮い立ってましたよ」と明かすと、加藤浩次も「内田恭子アナと吉本の社員が結婚した次の年、就職面接が異常に増えた」と笑う。確かにディレクターは難しくても、吉本の社員はなれそうな気がする。

●「GLAY、ジュディマリを手がけた佐久間正英さんが死去」【スッキリ】

今月16日、音楽プロデューサーの佐久間正英さんが胃がんで亡くなった。師弟関係にあるJUDY AND MARYのTAKUYAは、「『BOOWY』も『THE BLUE HEARTS』も『GLAY』も『L’Arc~en~Ciel』も、ロックバンドをやっていて佐久間さんを通ってない人はいないんじゃないか」「うまくいかないときに、戦い方や時には逃げ道を明確に提示してくれた」と存在の大きさを明かす。

布袋寅泰も「淋しいけど忘れません。共に探した強靭なビートを。ありがとう。天国でもロックしてください」、JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥も「今の自分の礎になった。頭打ちになっているときに新しい音楽の出会いをくれた」と感謝のコメントを残した。

佐久間さんのプロデュースは、「本人たちが目指す方向性を聞いた上で、演奏方法や機材を提案する」徹底したアーティスト主義だった。そして手がけたアーティストの数は、約30年間で160以上。亡くなる1カ月前には、TAKUYAと最後の楽曲『Last Days』を録音したという。予想される“お別れ会”は、どんな形になるのか。ライブ形式なら、とんでもないユニットが見られるかもしれない。

●「浅香光代の衝撃告白。大物政治家との隠し子」【ノンストップ】

60年前、お座敷に呼んでもらったことがきっかけで大物政治家と交際開始。自民党の重鎮で故人のS氏らしいが、妻子がいたため結婚はしなかった。その後、浅香は妊娠し、迷ったあげく、2人の男児を出産する。大物政治家は子育てのために家を買ってくれたが、浅香は愛人の立場に嫌気がさして別れを切り出した。

2人の息子には、「父親は飛行機で落ちて死んだ」と言い聞かせてきたが、2年前に真実を明かしたという。スゴイのは「舞台女優に恋や子どもはご法度」と息子たちを実家に預けて別々に暮らし、「私が役者をやめたらお母さんと呼んでいい。それまでは先生と呼ばせてきた」こと。現在86歳だが、まだまだ豪快な伝説を隠し持っていそうな人だ。

これを聞いた神田うのは、「私がコメントできる領域にない。不倫はよくないけど一番いい判断をされたと思う」と“らしくない”無難なコメント。これを器が違うというのか。

●「芦田愛菜のドラマが大問題に。BPOに申し立て」【とくダネ】

初回放送直後から、放送中止要請などのトラブルに見舞われたドラマ『明日、ママがいない』。ここにきて「赤ちゃんポスト」を設置する慈恵病院が「人権を侵害している」として放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求めたという。

同院の記者会見では、「放送後に施設の子どもがいじめられたとの報告を伝え聞き、緊急性が高いと判断した」と明かすなど、このまま終わるとは考えららえない。

確かに、「ポスト」のあだ名や、子どもをペットにたとえる演出はやりすぎかもしれないが、一方で芦田愛菜や鈴木梨央ら子役の演技は絶賛されている。日本テレビは、施設の子も、子役も傷つけないような、バランスのいい着地点を見つけられるだろうか。小倉智昭は、「はじまって間もないのに、BPOで審議されるのは珍しいので、私たちも興味があります」とだけ語った。持論を述べるほど、愚かでないということか。

●「夫の“転勤”に超ポジティブな里田まい」【スッキリ】

日本人最高の契約年数と金額でヤンキースへの入団が決まった田中将大投手。ワイドショーで注目されるのは、妻の里田もしかり。これまでアメリカに同行するのか一切明かさなかったが、ついにその心境をブログで語った。

「主人のお仕事でニューヨークに行くことになりました。主人が行きたい場所であればどこでもついていくつもりでしたから、無事就職先が決まって本当に良かったです」と渡米を明言。

さらに、「これまでもそうでしたが新しい事を始める時はいつだって勇気がいります。不安はもちろんありますし、挫折や困難も待っていると思います。でもそれ以上に強くなりたい、成長したい、乗り越えた先の景色が見たい。一歩踏み出すことが楽しみな自分がいます」と超ポジティブ。こんなキャラだった? と思ってしまう。

「P.S.アイドルのDVDは一番最初に荷造りしましたよ(笑)」と締めのボケまで完璧なコメント。これを見た加藤浩次は、「何年か前には考えられないでしょ! いろいろ勉強してるんだろうね。いい夫婦なんだろうな」と目を細めた。

メジャーリーガー妻の先輩・木佐彩子は、「アメリカは契約が細かくてサポートが手厚い。奥さん専属の通訳、運転手、ベビーシッター。遠征先もこういう部屋が欲しいとか、日米の航空券を何往復分とか」「奥さんの集まりがけっこうある。昼食会やチャリティーイベントなど出番が多いので、そこで友だちができる」とアドバイス。里田が英語ペラペラで帰ってきたら、それもまた伝説になりそうだ。

●「AKB48が『チーム8』を新設! こじはるがパクリ解説」【PON!】

47都道府県の代表を1人ずつ決めて、その47人からメンバーを選び、3月に発足。「会いに行く」のコンセプトにもとづき、11月には単体での全国ツアーもするという。各県の地元テレビ局が主催することから、『あまちゃん』のGMTと同じ発想か。

プロジェクトの説明を求められた番組レギュラーの小嶋陽菜は、「今日から募集します。地元で募集するので、応援されると思います」などと何とかコメント。MC岡田圭右に「番組前から説明がうまくいくか心配されていましたが」と暴露されると、すかさず小嶋は「昨日たかみな(高橋みなみ)が言っていたことを全部マネしました」と即答。ファンをごまかせないことが分かっている賢いタレントだ。


冬は芸能記者たちの頑張りどころ。「撮影後に『寒いから温かいものを食べて帰ろう』」「家でご飯作って待ってるね」などと飲み会や密会を考えるタレントが多いだけに、寒い中で張り込みを続けている。

今週は、AKB主要メンバーの芸人合コンや、今一番人気の日本テレビ・水卜麻美アナが撮られていたが、2月にかけてさらなる大物スクープが見られるだろう。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。