日立マクセルは23日、停電時などに非常用電源として利用できる蓄電池「Energy Station M-PAC01W」を発表した。2月10日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は17万円前後。

「Energy Station M-PAC01W」

255Whの大容量リチウムイオン電池を内蔵し、225W出力で60分、900W出力で13分、1,200W出力で1分30秒の連続出力が可能だ。ノートPCや大型家電にも給電でき、20WのノートPCで8時間、75Wの液晶テレビで3時間、90Wの大型冷蔵庫で2.5時間の連続動作が行える。

電気製品の使用目安

本機を中継器にして、ACコンセントからの外部電源を接続機器に給電できる「バイパス機能」を搭載。停電時には外部電源から本機の内蔵電池に自動で切り替わり、本機を非常用電源として利用できる。また、本機を2台連結させて電池容量を増やすことも可能だ。2台を連結した場合、2台目の電源から先に接続機器に出力し、2台目の電源が無くなり次第、自動で1台目からの出力に切り替わる。

本体カラーはホワイトで、5段階のLED表示により電池残量がひと目でわかる。本体上部には非常時の持ち運びに便利なキャリングハンドルを備える。本体サイズはW180×D386×H268mm、重量は約12kg。バッテリ容量は255Whで、充電時間は約9時間。出力電圧はAC100V 50/60Hz。