東京都中野区本町の東京工芸大学中野キャンパス内、写大ギャラリーで、写真家・土門拳の写真展「"手"-写大ギャラリー土門拳コレクションより」が開催される。開催期間は1月20日~3月28日、10時~20時まで。入場無料。
土門拳の作品約40点を展示
同展は「古寺巡礼」や「ヒロシマ」、「筑豊のこどもたち」などで知られる写真家・土門拳氏の作品より、「手」に着目して作品を展示する。
土門氏は生涯をとおし、写真におけるリアリズムと日本の美を追求し続けた。ポートレートや庶民のスナップ、文楽などの伝統芸能、寺院・仏像などの中から、さまざまな「手」の表情をピックアップする。
主な展示作品は「文楽 吉田文五郎の手 1940~1943年」、「出征 日本赤十字病院東京麻布 1941年頃」、「内職 凧 東京 1954年」、「武者小路実篤 東京都武蔵野市井の頭公園にて 1954年頃」、「飛鳥寺金堂釈迦如来坐像右手 1965年」など。