エミレーツ航空コマーシャル・オペレーションズ統括上級副社長シェイク・マジド・アル・ムアラ氏(中央左)と国際親善大使に任命されたペレ氏(中央右)

FIFA公式パートナーであるエミレーツ航空は、今夏開催予定の2014FIFAワールドカップ・ブラジル大会に伴い、サッカー界の伝説的プレイヤー・ペレ氏を同航空の国際親善大使として迎えることを発表した。

FIFA名誉バロンドールも受賞

ペレ氏は、3回のワールドカップ(1958年、1962年、1970年)での優勝経験を持つ唯一の選手。1961年にはブラジル大統領から人間国宝に認定されたほか、2000年にはFIFAの20世紀最優秀選手に選出された。これら生涯を通じた実績が認められ、FIFA名誉バロンドールも受賞している。

同航空コマーシャル・オペレーションズ統括上級副社長シェイク・マジド・アル・ムアラ氏は、ペレ氏を国際親善大使として迎えることにあたり、「サッカー界の伝説であるペレ氏を、エミレーツの国際親善大使として迎えることができ大変うれしく思います。ペレ氏は、世界的に有名な象徴的存在であり、サッカーを通じて世界中の人々に感動を与えてきた。偉大な選手であるばかりでなく、スポーツの力を活用し人々を結びつけるというサッカーのすばらしさを体現しています」とコメントした。

また、任命した理由については、「ペレ氏とエミレーツは多くの点で同じ価値観を共有していることから、最適な人物として国際親善大使に任命しました」と語っている。

ペレ氏は今後数カ月間にわたり、同航空とともに様々なプロジェクトに協力し、FIFAワールドカップ・ブラジル大会を盛り上げていく。同航空は、2006年のドイツ大会時においてもフランツ・ベッケンバウワー氏と協力しており、国際親善大使とともに、FIFAワールドカップTMを支援するのは今回で2回目となる。

なお、同航空は、ドバイからリオデジャネイロ及びサンパウロに毎日就航しており、1カ月間のFIFAワールドカップ・ブラジル大会開催期間中に、1万8,000人以上の乗客を運ぶことを見込んでいる。