ハーマンインターナショナルは1月23日、「AKG」ブランドのオーバーイヤーヘッドホン「K845BT」を発表した。発売は2月上旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は29,800円前後。
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K845BTは、2013年10月に発表された「K545」をベースに、Bluetooth接続機能とNFC(近距離無線通信)機能が追加されたモデル。スペック面はK545と基本的に同じで、大口径50mmドライバーを搭載するのが最大の特徴だ。また、ドライバーとハウジングの空気の流れを調整する「ベンチレーション・システム」、ハウジング内にバスレフ・エンクロージャーの役割を備えたバスポートを設ける「インナー・バスレフ・エンクロージャ」など、大口径ドライバーの実力を引き出す技術が搭載されている。
Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFP。内蔵マイクによるハンズフリー通話や、付属リモコンによる着信応答や終話操作が可能だ。リモコンでは、音楽の再生・一時停止・音量調整なども行える。なお、バッテリーが切れた際など、有線での聴取も可能だ。
主な仕様は、周波数特性が20Hz~20kHz、感度が102dB/mW、インピーダンスが32Ω。本体のみの重量は270gとなっている。バッテリーはリチウムイオン充電池。3時間の充電で、8時間の再生が行える。製品には、3.5mmステレオミニプラグのケーブルが付属する(ケーブル長は1.2m)。