カスペルスキーは23日、法人向けのセキュリティアプリケーション「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows」、「Kaspersky Security Center 10」最新版の提供を開始した。
「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows」は、マルウェアなどの脅威からWindows搭載ワークステーションやサーバを保護するビジネス向け統合型アプリケーション。最新の提供ビルドは「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows - Maintenance Release 1(10.2.1.23)」。
主な強化点は、サポートOS搭載にWindows 8.1 Pro / Enterprise、Windows Server 2012 R2 Essentials /Standard、Windows Embedded POSReady 7、Windows Embedded Standard 7 SP1が追加された点。ほか、一部のJavaアプリケーションが正常に機能しない問題や、avp.exe(同社製プログラム)のCPU使用率が100%になる問題などが修正されている。
上記以外の対応OSは、Windows XP (Professional) SP3以降 / Vista (Business、Enterprise、Ultimate) SP2 / 7 (Professional、Enterprise、Ultimate) / 8 (Professional、Enterpris)。
「Kaspersky Security Center 10」は、同社製セキュリティ製品やシステム管理ツールを管理するための統合管理コンソール。最新の提供ビルドは「Kaspersky Security Center 10 - Maintenance Release 1(10.1.249.0)」。
主な強化点はサポートOSにWindows Server 2012 R2が追加された点、管理サーバとノードPC間の通信を提供する「ネットワークエージェント」のパフォーマンスがVDIモードでの使用向けに改善された点。バグの修正も行われている。
対応OSは管理サーバ、管理コンソール、Webコンソール、ネットワークエージェントごとに異なる。詳細は製品ページで確認可能。