NTTドコモでは、同社が開催するコンテスト企画「愛のあるメール大賞」の結果を2月4日に発表する。これに先駆け、過去の受賞作を調査し、その傾向を発表した。
愛のあるメール大賞は、人々の間で交わされる心温まるメールを募集するコンテスト。2002年よりスタートし、今年で12回目となる。今回の応募総数は14,272作品。作品の審査員は、作詞家の秋元康さん、作家・翻訳家の松本侑子さん、女優の堀北真希さんと石原さとみさんが行う。グランプリ受賞者には賞金50万円が送られる。
同社は今回、「1月23日 いい(E)文(ふみ)の日」=「電子メールの日」として、過去11年間の受賞作品(計657作品)の傾向を調査し、その結果を発表した。
同調査では、受賞作品のテーマを「親子」「兄弟」「祖父母孫」「友人」「上司」などカテゴリ別に分類したところ、親子間のメールが最も多いことがわかった。メールの内容は、生まれてきてくれた子どもへの感謝のメールや帰ってこない子どもを心配するメール、家を離れた子供を心配し、エール送るメールなど。
このほか、その年に起こった出来事など世相を反映した内容も多かったという。2004年(第3回)は「冬のソナタ」「世界の中心で、愛をさけぶ」といった恋愛映画・ドラマの影響か、恋愛をテーマとしたメールが多数受賞。東日本大震災が起こった2011年(第10回)は、被災しながらも、生きていることを伝えるためのメールや前向きに生きる事を知らせるメールが多く見受けられた。