「イオン農場」のイメージ。イオンアグリ創造のWEBサイトより

都市近郊型農業や効率性の高い大規模農業のビジネスモデル確立をめざすイオンアグリ創造は4月1日、北海道初のイオン直営農場「北海道三笠農場」をオープンする。

生産品目は、キャベツ、白菜、とうもろこし、メロン、きゅうり、トマトなど

同農場は、同社の直営農場として全国で14カ所目。農地面積30ヘクタールを有し、最大規模となる。1区画あたりの畑の面積が広く、大規模農業により、高い収穫量や作業効率が見込める土地であるという。

オープンに先駆けて21日に、三笠市と「地域農業活性化に関する協定書」と「企業立地に関する協定書」を締結。同協定の締結を契機に、地域住人の雇用促進の他、たい肥や農薬など地元資材の利用を促進するなど、同市の農業活性化に向け連携して取り組む。

4月下旬より、トマトやきゅうり、メロンなどの施設栽培を、6月より、キャベツや白菜、とうもろこしの露地栽培を開始する予定。生産した野菜は、北海道エリアの57店舗で、イオンのブランド「トップバリュ」の青果やカット野菜として販売する。

同農場の所在地は、北海道三笠市唐松青山地区、東清住地区、清住地区となる。