ティアックは22日、TASCAMブランドとして、HDIA回路を搭載したマイクプリアンプとしても使えるUSBオーディオインタフェース「UH-7000」を発表した。3月上旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は66,000円前後(税別)。

UH-7000

24bit/192KHz対応のUSBオーディオインタフェース。HDIAマイクプリアンプを搭載し、低ノイズと高音質を追求。動作モードを切り替えることにより、スタンドアロンのマイクプリアンプ用途と、USBオーディオインタフェース用途に対応する。クロックジェネレータには高精度のTCXO(温度補償型水晶発振器)を採用し、安定したデジタル信号制御を行う。ADコンバータにはBurrBrown「PCM4220」、DAコンバータにはBurrBrown「PCM1795」、そして歪みが少ない高音質を得られるフィルムコンデンサを採用した。

録音レベルとモニターレベルの個別調整を可能にするDSPミキサーも備える。DSPミキサーはMultitrackモードとStereo mixモードの切り替えが可能で、DSPミキサー上でライン出力とデジタル出力のパッチングも行える。

本体はハーフラックサイズで、フロントパネルとサイドパネルには肉厚のアルミ材を用いた。フロント部には20ドットのLEDメーターと、録音レベル調整が可能な大型インプットボリューム、DSPミキサーをワンアクションで呼び出せるMIXER PANELボタンを配置している。パワードスピーカーを直接接続し、音量調整が行えるリンクライン機能も搭載。

そのほか主な仕様は、サンプリング周波数が44.1KHz / 48KHz / 88.2KHz / 96KHz / 176.4KHz / 192KHz、量子ビット数が24bit。アナログ入力端子はTRSで、入力インピーダンスが15KΩ、最大入力レベルが26.5dBu。マイク入力端子はXLR、入力インピーダンスが2.2KΩ、最大入力レベルが2dBu。アナログ出力端子はXLR、出力インピーダンスが100Ω、最大出力レベルが24dBu。

デジタル入出力端子はXLR、対応フォーマットはAES3-2003/IEC60958-4:AES/EBU、およびIEC60958-3:S/PDIF。ヘッドホン出力を装備し、最大出力レベルは45mW+45mW以上。USB 2.0に対応し、本体サイズはW214×D233×H81.2mm、重量は2.2kg。対応OSはWindows XP(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6.8 / 10.7 / 10.8 / 10.9。

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