音楽ストリーミングサービス「Spotify」は、アーティスト向けに利用料・手数料ともに無料のグッズ販売機能をリリースした。米国、英国、オーストラリアなど英語圏の一部で利用できる。
Spotifyは、懐かしの名曲から最新のヒット曲まで、数百万曲が楽しめる音楽ストリーミングサービス。楽曲をストリーミングする合間に広告が挿入される無料版と、月額9.99ドル(国ごとに異なる)で様々な機能が利用できる広告なしの有料版を用意する。2013年12月時点で世界55カ国にてサービスを提供している。なお日本での提供は現在準備中。
今回の新機能は、Spotifyで楽曲を配信しているアーティスト向けの機能。Topspin mediaが提供しているアーティスト向け販促支援ツール「ArtistLink」を活用し、Spotify内のアーティストページで、グッズ販売を行えるようになった。利用料だけでなく、グッズが購入された時の手数料も無料となっている。同機能が日本版リリース時に導入されるかは不明。
同社は「今回の新機能により、Spotifyのユーザー2,400万人が好きなアーティストの音楽を聞きながら、彼らのグッズやコンサート情報を見られるようになった。これにより、Spotifyは様々なアーティストたちに収入を得る新しい機会を提供できる」としている。
(記事提供: AndroWire編集部)