日本法規情報は、同社が運営する「税と法律の相談窓口案内 相続・遺言手続き」「法律相談窓口案内 成年後見手続き」「高齢者・老後・シニアライフ 税と法律の相談窓口案内」の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、親族間トラブルに対する意識調査を行った。
「修復するつもりがない」は19%
まず、親子間に何らかのトラブルを抱えている人を対象に、その悪化の原因を尋ねた。最も多かった原因は「精神的な苦痛を味わったため」(20%)、2位が「親(若しくは子)と性格が合わない」(19%)、3位が「金銭問題」(18%)だった。子供時代のトラウマや親が好きになれないといった回答も寄せられた。
続いて、「親子関係が悪化している」「親族関係が悪化している」と回答した人に「悪化した関係性を修復できると思うか」と尋ねたところ、41%が「修復する可能性はある」と回答した。
しかし、「修復する可能性はない」(22%)、「修復するつもりがない」(19%)、「修復したくない」(7%)を合わせると、48%が「険悪になってしまった親族関係の修復は困難である」と考えていることがわかった。「修復したいとは思う」という前向きな意見は11%にとどまった。