2月7日開幕のソチ五輪に向けた日本代表選手団の記者会見が1月20日、都内で開催された。橋本聖子団長は会見で、冬季五輪では最多となる1998年の長野五輪での総メダル獲得数10個を超えられるよう、選手団としてまい進することを宣言した。
「長野超え」を目指す
記者会見場に葛西紀明主将、田畑真紀副将らと現れた橋本団長は、冒頭で「(ソチ五輪は)2020年の東京オリンピック、パラリンピック開催が決定した後の最初のオリンピックであります。このソチの熱い思いを次のリオ(2016年開催地)へ、そしてリオから平昌(2018年開催地)、そして東京とつなげていけるようにするための大事なスタートではないかと思っています。ロンドンから受け継いだ熱い思いを、ソチでも皆さんにお届けできるようにと思っています」とあいさつした。
続けて行われた記者会見では、メダル獲得個数に関する質問が飛んだ。橋本団長は「団長として選手の力を信じて、全力で(選手が)目標に向かっていけるようなサポート体制をつくることが私の務めであります」と自らの役割について言及。
その上で「それができれば、長野のオリンピックのメダル獲得数を超えることは間違いないだろうという確信のもとで、金メダル5個、そして総(メダル)数10個を最大の目標としてまい進しようと思っております」と話し、「長野超え」を目指すことを宣言した。
また、葛西主将も「選手全員でソチオリンピックではメダルをたくさんとれるように頑張っていきたい」と選手全員の気持ちを代弁し、ソチでの活躍を誓っていた。