イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニはこのほど、2013年の販売実績について発表した。「アヴェンタドール」がV12エンジン搭載車として史上最高の売上を記録するなど好調で、全世界で3年連続の増収となっている。
創業50周年の記念すべき年であった2013年、ランボルギーニ車は全世界の46カ国で2,121台を販売した。これは前年の2,083台を上回り、3年連続で増収となった。日本でも人気の「アヴェンタドール」は、前年比9%増の1,001台を販売。V12エンジン搭載モデルとしては史上最高の販売記録となる。「アヴェンタドール」は発売から2年半が経過してもなお、販売は増加しており、現在も12カ月先まで納車予約で埋まっているという。
一方、昨年で販売終了した「ガヤルド」は1,120台を売り、販売開始から10年が経過したにもかかわらず、前年の1,161台に迫る販売台数に。累計1万4,022台を販売し、ランボルギーニ史上、最も多く生産されたモデルとなった。
ランボルギーニは2013年、サンタアガタ・ボロネーゼの生産施設を拡大し、専門家を100人雇用、生産要求および新プロジェクトの両面における強化を図った。この結果、2013年末には、ランボルギーニの社員数は1,029人となっている。