ゼネラルモーターズ・ジャパンは、米国で開催中のデトロイトモーターショーにて、キャデラック初のコンパクトラグジュアリークーペ「ATSクーペ」を発表した。同時に日本市場への導入も決定している。

「キャデラック ATSクーペ」

数々の自動車関連アワードを受賞するなど、評価の高いキャデラック「ATS」のラインアップに、「ATSクーペ」が追加された。同モデルはセダンと同様に、キャデラックの最も軽量、最も機敏なモデルであり、キャデラック初のコンパクトラグジュアリークーペとなる。搭載される2リットルターボエンジンはセダンからトルクが約14%アップし、400N・mを発揮する。

キャデラック・エグゼクティブ・チーフ・エンジニアのデビッド・レオーン氏は、「ATSクーペは、セグメントにおいて最高のパワー・ウェイト・レシオを提供します。エンジニアは、ATSのレーストラックにおけるパフォーマンス、徹底的な検証からクーペの利点を吟味し、キャデラックのトレードマークである"優雅さ"に、すべてを調和させています」と述べている。なお、「ATSクーペ」の日本市場への導入も決定しているが、導入時期や価格については未定となっている。