「もっと甘え上手だったら、モテるんじゃないだろうか……」と思いながらも、どうやって甘えたらいいのか分からない、甘える勇気が出ないという女子は少なくないでしょう。女子会で聞いてきた「甘え下手」な自分を実感する瞬間を紹介します。
■弱音を吐けない
仕事でも私生活でも、何かつらいことがあったときに「つらい」と言えない。言ってしまったら「愚痴が多い」と思われる気がする。弱音を口にできたらモテるのかもしれないけれど、自分で解決できるので無理して言う必要もないかと思うので「まあ、いいか」という結論に至る。
■ビンのふたを開けてもらえない
ジャムやペットボトルのふたを開けられないときに、「開けて」と頼むことができない。気付けば、ジャムならふたを温めてみるなど"おばあちゃんの知恵袋"的な生活の知恵にやたら詳しくなっている。
■重いものを持ってもらうのをためらう
荷物を運ぶときなどに、男性が率先して重いものを持とうとしてくれているのに「大丈夫」と言ってしまう。理由はないのだけれど、何となく「持って」と言うのは気が引ける。でも、重いものを持った方がダイエットにはなりそうなので、それでいいことにしている。
■涙を流さない
泣いてはいけないときだけではなく、映画に感動しようが、うれし涙で目が潤もうが、涙を流さない。人前で泣かない癖がついているものの、一人深夜にむせび泣くことになり、翌朝目の腫れと格闘することになる。どっちがいいのかわからない。
■自分でお店を検索してしまう
初デートや付き合うか付き合わないか分からない段階で、「何食べようか?」となったときに、「私調べるね」とすぐに検索して決めてしまう。「パスタが食べたい」など、そのときに食べたいものを素直に言うことができない。
■機械の設定は自分でする
テレビからパソコン、スマートフォンまで、あらゆる設定を自分でやろうとする。自分でできるにこしたことはないが、本当はできないのに無理して失敗した場合「誰かに頼めばよかった」と後悔する羽目になる。
■「見せて」が言えない
意中の男性が読んでいる雑誌やマンガが気になっても、「ちょっと見せて」が言えないため、自ら購入して読む。「私も読んでたよ」と言うことになる展開になるが、ここで「今度貸して」と言えれば近づけるのかもしれない。
■「教えて」が言えない
何か知らないことを意中の男性が言っていたときに「それ教えて」と言えず、後になって自分で調べてしまう。調べつくした結果、相手の男性よりも豊富な知識を備えて驚かれることもある。知識が増えるのは悪いことではないのだが……。
■完璧なワリカンでないと落ち着かない
おごられるのはもちろん、相手の男性に多めの金額を出されることも落ち着かない。多少融通が利いた方がモテそうな気はするが、細かくワリカンにしたがる男性だった場合に嫌われるのを恐れ、「出しておけば間違いないだろう」とワリカンに執着してしまう。
■「寂しい」が言えない
「彼氏いなくて寂しくないの?」と言われると、「全然! 毎日楽しいよ」と元気一杯に返してしまう。本当は寂しいとばれたくないための発言だが、言える素直さがあればもう少しモテに近づけるのではないかと思う。
「甘え上手になればモテるんじゃないだろうか……」と考える裏には、「甘えに失敗して嫌われるのが怖い」という側面も見受けられるような感じがします。甘えることの難しさは、相手の目を気にすることにあるのかもしれません。