UQコミュニケーションズは20日、Try WiMAXサービスにおけるWiMAX 2+対応機種「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14」(以下、HWD14)の貸し出しを開始した。また、一度貸し出しを試したユーザーが、再び申し込めるようになる期間が365日から90日に短縮された。
Try WiMAXサービスは、ユーザーが自宅や職場などの活動エリアにおいて、UQ WiMAXが利用可能かどうか確認するために無料で15日間、WiMAX対応機器を貸し出すサービスだ。貸し出しの申し込みは同社のWebサイトから行う。
今回、この貸出機器にWiMAX 2+に対応するWi-Fiルータ「HWD14」が加わり、WiMAX 2+の導入を検討するユーザーが、自分の活動地域でWiMAX 2+が利用できるどうか試せるようになった。
WiMAX 2+は、同社が2013年10月31日から提供開始した下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsを実現する次世代の超高速ブロードバンドサービス。現行のWiMAXとの親和性を保ったまま、TD-LTEとの互換性も確保することで、WiMAX 2+がつながらない場所でも現行のWiMAX回線がシームレスに利用できる。従来のWiMAX通信時には、速度制限なしで使い放題となっている。
HWD14を利用する場合、「ハイスピードエリアモード」での通信量が月間7GBを超過した場合、月末までau 4G LTE、WiMAX 2+の通信速度が128kbpsに制限される。また、当日を含まない直近3日間のWiMAX 2+とau 4G LTEの通信量の合計が1GBを超過した場合も、au 4G LTEの通信速度を終日制限する場合があるとのことなので注意してほしい。
今回のサービス拡充に合わせて、過去にTry WiMAXの貸し出しを試したユーザーが、再び申し込めるようになる期間が、これまでの365日から新たに90日へと短縮されている。試してみて対応エリア外だった場合でも、対応エリア拡大の進捗を見て1カ月半以上の期間が経過していれば、もう一度試せるというわけだ。
同社では申し込みの際は、あらかじめ同社のWebサイトで希望機種の貸出在庫の有無を確認するよう呼びかけている。