落語家の笑福亭鶴瓶が、19日に放送されたニッポン放送系のラジオ番組『鹿島presents 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(毎週日曜16:00~17:30)で、オバマ米大統領とのエピソードを明かした。
正月休暇でハワイを訪れていた鶴瓶は4日、ハワイの軍関係者が利用するゴルフ場で、関係者であるアメリカ人夫婦とともにゴルフを楽しんでいた。その近辺には、ハワイ滞在中にオバマ大統領が宿泊する施設もあったのだという。
オバマ大統領がゴルフをプレイしていることを知らなかった鶴瓶は、SPとおぼしき人物に、何度もボディチェックと荷物チェックを行われたことで、「もしやオバマ大統領も来ているのではないか」と予感。「近くに海があって、船が2そう待機してるんですよ。カートは15台きてて」と物々しい雰囲気が漂う中でゴルフを行い、オバマ大統領の予定時間が近づいたころ、SPから「13番ホールを終わったところで、先に行かせてくれ」と頼まれた。
そこに現れたオバマ大統領は、「ごめんなさいね」と言いながら、鶴瓶夫妻と握手。鶴瓶はその時のことを「手袋を脱いで握手してもらった、嫁はんは泣いてしまった」と興奮気味に回想し、「こんなことあんのかなって。夢? って、しばらくボーっとしてたもんね」。この出来事を帰国後、映画『おとうと』でも共演した女優の吉永小百合に話したところ、「(オバマ大統領と握手した手で)『握手して』って言われましたわ」とまさかの展開に。「吉永さんが握手してって(笑)複雑ですよ。でも、すごい話でしょ?」とうれしそうに話していた。