岡三オンライン証券は17日、東京金融取引所の「くりっく365」専用に開発したFX自動売買ツール「アルゴトレード365」において、ポートフォリオ機能をリニューアルした。

投資におけるポートフォリオ(ポートフォリオ運用)とは、リスクを低減し、安定的なリターンを得ることを目的として、運用対象を複数に分散させる投資手法。

従来、アルゴトレード365では、何十万通りにも及ぶ売買システムの組み合わせの中から、「今後1ヵ月間において、最も良いパフォーマンスが期待できる組み合わせ」を分析し、「短期型」と「中期型」の2パターンのポートフォリオを提案してきたという。

このたびのリニューアルでは、顧客の「運用資金(証拠金)」と「運用スタイル」を選択することで、合計10パターンのポートフォリオの中から、より顧客の運用スタイルに適したポートフォリオの提案が可能になったとしている。

また、リニューアル後のポートフォリオ機能は、これまで同様にスマートフォンアプリからもサービスを利用できるという。

各売買システムに表示されている「期間損益」「勝率」などの数値は、過去の結果に基づいて算出したものであり、将来の結果を保証するものではないとう。また、売買システムリリース以前の数値は、過去のくりっく365の為替レートを使用して売買システムを稼動させた場合のシミュレーション結果だとしている。

岡三オンライン証券は、今後とも価値あるサービスの提供に努めていくとしている。