福岡・博多を拠点とするAKBの姉妹ユニット・HKT48が19日、11日よりスタートした「HKT48九州7県ツアー~可愛い子には旅をさせよ~」の鹿児島公演を市民文化ホールで行い、昨年11月の「AKB48グループドラフト会議」で、HKT48チームHから1位指名された山本茉央が初ステージを飾った。
AKB48グループで、ドラフト生の加入お披露目は山本が初。昼公演で、指原莉乃と本村碧唯のユニット曲が終わると、会場が暗転。「第一順選択希望候補 HKT48チームH エントリーナンバー21番 山本茉央 福岡県在住 高校2年生17歳」とドラフト会議本番同様のアナウンスが流れて、山本茉央が登場した。突然のサプライズに会場が沸くなか、「渚のチェリー」をセンターポジションで披露。その後、AKB48グループメドレーほか、「未来の扉」「ロックだよ、人生は…」でも出演を果たした。
山本は「人生で一番緊張しました。先輩たちが『頑張ってね』と声をかけてくださったり、お客さんの声援やペンライトの光がとてもきれいで、緊張がほぐれました。とても楽しかったです」と感想を述べ、ドラフト1位指名を受けた際の気持ちについても「指原さんが憧れだったのでとてもうれしかった」と振り返った。
指原莉乃は「これから48人目のメンバーとして頑張ろうね」、チームHキャプテンの穴井千尋は「メンバーみんな茉央ちゃんが来るのを楽しみにしていた。これから一緒に力を合わせて頑張りましょう」とエールを送った。
また、鹿児島出身のチームH・宮脇咲良にとっては、この鹿児島公演が初の凱旋公演に。「鹿児島の友人や恩師も来てくれているので、成長した姿を見てもらいたい」と意気込んでいた宮脇は、NMB48の4thシングル「ナギイチ」劇場版に収録されている渡辺美優紀のソロ楽曲「わるきー」をアレンジした「みやわきー」をソロで披露した。公演後には、「念願の鹿児島でのコンサート。たくさんの"咲良"のうちわや、声援があってすごくうれしかったです。また絶対鹿児島のステージに帰ってきます!」と語った。
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