SBIモーゲージは17日、住宅ローンの借り換え実行件数が2013年12月の実績において過去最高を更新したと発表した。

2013年12月は、金利変動リスクのない全期間固定金利住宅ローン【フラット35】への借り換えが急増し、同社月次集計において過去最高の借り換え実行件数を記録したという。

過去最高の借り換え実行件数となった要因は、アベノミクスの影響で長期金利が過去最低水準まで低下したのに加え、Amazonギフト券プレゼントキャンペーンの実施、および「ウェブで集客→電話相談→店舗への誘導および接客→契約の成立」という借り換えのスキームが2013年9月から効率的に稼動しはじめたことが挙げられるという。

SBIモーゲージは、2001年5月に日本初というモーゲージバンク(証券化を資金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)として創業して以来、インターネットチャネルや対面型店舗を活用した主に全期間固定金利型の住宅ローン商品の販売により、順調に事業を拡大してきたという。その後、独立行政法人住宅金融支援機構の【フラット35】取扱いシェアは全330金融機関中No.1だとしている。また2013年8月には、住宅ローンの借り換えによる負担軽減額を毎月自動で知らせる無料の「レートウォッチャーサービス」を本格的に稼動するなど、借り換えサービスを強化しているという。

今後もSBIモーゲージは、住宅ローンとともに長期にわたって顧客の支えとなるよう、常によりよいサービスを提供していくとしている。