ネオマーケティングは、全国の20歳~69歳の既婚者400人を対象に「結婚生活」をテーマにしたインターネットリサーチを実施し結果を発表した。調査期間は、2013年12月19日~24日。
「結婚3年未満」では半数が配偶者に「とても愛情がある」
配偶者に対する愛情の程度を聞いたところ、「とても愛情がある」と回答したのは「結婚3年未満」が49.0%で最も多く、「結婚20年以上」が21.0%で最も少ない結果となった。結婚年数が長くなるほど「とても愛情がある」の回答率が下がることがわかった。一方、「まったく愛情がない」の回答率は「結婚3年未満」では0%だが、「結婚3年以上10年未満」「結婚10年以上20年未満」では2.0%、「結婚20年以上」では4.0%となった。
配偶者に言えない秘密、結婚年数を問わず4割以上が「ある」
続いて配偶者に言えない秘密があるかを聞いた。「結婚3年未満」の50.0%、「結婚3年以上~10年未満」の42.0%、「結婚10年以上~20年未満」の55.0%、「結婚20年以上」の41.0%が「ある」と回答。「結婚10年以上~20年未満」が最も配偶者に対して秘密を持っていることがわかった。
どんな秘密かを教えてもらったところ、「給料を一部小遣いにしていること」(37歳男性)、「ギャンブルでお金を失ったこと」(52歳男性)、「借金があること。配偶者への愛情がないこと」(38歳男性)など、男性からはお金まわりの秘密や浮気に関する回答が多く寄せられた。一方女性側の秘密は、「以前付き合っていた彼が主人の同級生なので、その彼との思い出などは一切言っていない」(38歳女性)、「昔、夜の仕事をしていたこと」(33歳女性)など自身の過去にまつわることのほか、「スマホにアイドル画像を大量に保存していること」(28歳女性)、「女子会を楽しんでいること」(54歳女性)などほほ笑ましいものも見られた。
結婚生活に必要なもの「愛情」「感謝の気持ち・思いやり」、もう1つは?
結婚生活を送る上で必要だと思うもののベスト3は、「愛情」69.0%、「感謝の気持ち・思いやり」67.0%、「経済力」64.8%となり、相手を思う気持ちはもちろん、経済力も欠かせない要素ということがわかった。また「愛情」は、結婚年数が上がるにつれて回答率が低くなった。
これから結婚する人へのアドバイスをお願いしたところ、「けんかでもいいのでコミュニケーションをしっかり取るように」(50歳男性)、「お金の使い方、貯金の方法、今いくらお金があるか…等々、お金についての話は腹を割って話をしたほうがいい」(34歳女性)など具体的なアドバイスのほか、「結婚する前は両目でしっかりと、結婚した後は片目でうっすらと」(34歳男性)と含蓄のある言葉も見られた。