米Googleは現地16日、同社のオフィシャルブログ上で、スマートコンタクトレンズを開発していることを明らかにした。Google Glassのように一般的に使われるものではなく、糖尿病患者に役立つ医療用デバイスになるようだ。

スマートコンタクトレンズイメージ

同社は糖尿病患者の苦労をスマートコンタクトレンズで緩和したい考えだ。糖尿病患者は世界に19人に1人の割合で数多く存在し、患者は血糖値の測定、その制御に多大な苦労を強いられている。スマートコンタクトレンズでは、目から出る涙を通じて、血糖値を測定でき、現行よりも容易に血糖値の測定を可能にするという。具体的な仕組みまでは触れられていないが、小型のチップやセンサーを搭載し、毛髪よりも薄いアンテナを搭載しているようだ。