JR東日本は16日、観光列車「TOHOKU EMOTION」(東北エモーション)の4~9月の運転日と旅行商品の概要、発売日を発表した。

JR東日本の観光列車「TOHOKU EMOTION」。現在はおもに八戸線八戸~久慈間で運行されている

運転日は、週末や休日などを中心とした計50日間。八戸線八戸~久慈間の乗車券と「TOHOKU EMOTION」乗車をセットにした「八戸駅発着コース」と、首都圏・仙台エリアから八戸駅までの新幹線往復と「TOHOKU EMOTION」乗車をセットにした「日帰りコース」の2種類の旅行商品が発売される。

料金は、「八戸駅発着コース」の片道(久慈駅から八戸駅へ)デザートブッフェ付が4,100円、片道(八戸駅から久慈駅へ)ランチコース付が7,200円。往復(ランチコース・デザートブッフェ付)が1万800円。「日帰りコース」は、東京駅発着で「TOHOKU EMOTION」を往復で利用する場合は3万800~3万5,800円。いずれのコースも、1号車(コンパートメント個室車両)利用の場合は片道3,000円の追加代金が必要となる。

4~9月の運行では、岩手県奥州市「ロレオール」オーナーシェフの伊藤勝康氏がメニューを監修。JR東日本では、「食」を「TOHOKU EMOTION」のメインコンテンツと位置づけており、「シェフの感性と地元・地域の食材の融合が生み出す、新しい東北の『食』にどうぞご期待ください」とコメントしている。発売は1月30日14時から。JR東日本各駅のびゅうプラザ、おもな旅行会社にて取り扱う。