ソニーは1月15日、デジタルビデオカメラ「ハンディカム」の新モデルとして「HDR-CX420」を発表した。発売は1月24日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は60,000円前後。
エントリークラスながら、光学30倍のズームレンズと画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載するモデル。光学手ブレ補正に手ブレ発生前後のフレーム解析処理を加えた「インテリジェントアクティブモード」を新たに搭載し、効果的に手ブレを補正する。
そのほか、上位モデルの「HDR-AX100」や「HDR-CX900」などでも採用されている「プレミアムくっきり音声」、「マイボイスキャンセリング」機能などを搭載する。マイボイスキャンセリングは撮影者の声を抑えて記録する技術で、プレミアムくっきり音声は被写体の声を強調してよりクリアな音声記録が可能となる技術。5.1ch記録対応のマイクも備えている。
主な仕様は撮像素子が1/5.8型Exmor R CMOSセンサーで、有効画素数が動画撮影時で229万画素(16:9時)、静止画撮影時で229万画素(16:9時)/171万画素(4:3時)、レンズが35mmフィルム換算で焦点距離26.8~804mm(16:9時)の光学30倍ズームGレンズとなっている。モニターは3型・46万ドット表示の液晶方式(タッチパネル)、記録メディアは32GBの内蔵メモリのほかメモリースティックマイクロ(MARK2)、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードが利用可能だ。動画の記録形式はAVCHDおよびMP4。BIONZ Xにより、AVCHDとMP4の同時記録が可能となった。
サイズはW57×D128.5×H59.5mm、重量は約250gとなっている(いずれも付属バッテリー装着時)。