"ホリエモン"の愛称で知られる実業家の堀江貴文氏が、12日に放送されたBS日テレの番組『加藤浩次の本気対談!コージ魂!!』(毎週日曜22:00~22:54)に出演し、ベストセラーとなった著書『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』(ダイヤモンド社、以下『ゼロ』)にまつわるエピソードを明かした。

秋元康氏とのエピソードを明かした堀江貴文氏

堀江は、「みんなから好かれたい」と素直に言えず、「(世間に)カウンターを打ちたい。世の中の人とは違った見方、斜め45度を見ていたい」と思う傾向にあると自らを分析。その結果、物議を醸す発言が取り上げられ、偏ったイメージで誤解を生むことも多いのだが、「自分のアイデンティティの1つ」と堀江は解釈している。その核心とも言えるアイデンティティを、的確に突いた人物がいるのだという。その人物こそが、AKB48グループの総合プロデューサーとして知られる秋元康氏だった。

秋元氏は、『ゼロ』を見た際、「本の表紙があまりにもきれい過ぎる。これじゃあ、ミリオン(100万部)いかねぇぞ」とコメント。その理由としては、「お前の魅力って思われてる部分っていうのは、ある意味"いかがわしいホリエモン"みたいなモノも込みのキャラクター、価値だから。それが無くなっちゃうと、みんなが魅力を感じなくなる」と指摘したのだという。

堀江氏は「秋元さんは、本当に常に考えてるなって思って。プロデューサーとしてはかなわないなって思います」と感服している様子だった。