インターネットは、女性の歌声で低音から高音まで広範囲な声域を歌えるVOCALOID3専用ライブラリ「VOCALOID3 Library kokone」を2月14日に発売すると発表した。価格は単体商品が1万800円(ダウンロード版は8,640円)、ヤマハが発売するエディターソフト「VOCALOID3 Editor」をセットにしたスターターパックが1万6,800円(いずれも税別)。
今回発売される「VOCALOID3 kokone(心響)」は、同社VOCALOIDライブラリの中でも最も広い音域を持つという正統派女性ボーカリスト。素直でしっかりとした低音域から、艶やかで透明感のあるミックスボイスやファルセットにも近い高音の伸びのある声色を使うなど、"心に響きわたる表現力"が特徴となっている。収録言語は日本語で、推奨音域はD2~D5、推奨テンポは60~175BPM。
単体商品には、動作確認用アプリケーションとして「Tiny VOCALOID3 Editor」が同梱されるほか、製品版「VOCALOID3 Editor」またはWindows版「VOCALOID Editor for Cubase」にて使用できる各種VOCALOID3 Job Pluginも収録する(ただし、Tiny VOCALOID3 Editorでは同梱のJob Pluginは動作しない)。
本製品はWindowsとMac OS Xに対応したハイブリッド版となっており、Windows 8(32/64bit)/7(32/64bit)/Vista(32bit)/XP(32bit)、およびMac OS Xで使用可能。ただし、付属のエディタはMac OS Xで利用できないとのこと。
なお、本製品を購入しユーザー登録をすることで、ミックス専用ソフト「OPUS Express for Windows」および、VSTエフェクトプラグイン「FormantShift VST(Windows版)」の2つが無償でダウンロードできるという。詳細は製品ページまで。