映画『ホビット 竜に奪われた王国』で英国人俳優ベネディクト・カンバーバッチが演じた、最大の敵にして最強の竜"スマウグ"のビジュアルが公開された。
同作は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手掛けたピーター・ジャクソン監督が製作する、J.R.R.トールキンによる名作「ホビットの冒険」を映画化した作品の第2弾。小さくて臆病なホビット族のビルボ・バギンズが、魔法使いのガンダルフや勇敢なるドワーフの一行とともに、危険に満ちた冒険の旅に乗り出す。目的はすべて炎で焼き尽くし、一頭で一国を滅ぼすと伝えられる恐ろしい竜"スマウグ"から、奪われた王国を取り戻すこと。果たして彼らは、竜のもとにたどり着き、王国を取り戻すことが出来るのか。
今回公開された"スマウグ"の表情は、実際にB・カンバーバッチの表情を参考にしたもの。B・カンバーバッチは、モーション・キャプチャーを用いて表現し、声をあてて演じたという。また、そのビジュアル化には数年要し、皮膚の制作だけで2年半以上を費やした。幼い頃、父親に「ホビットの冒険」をよく読んでもらったというB・カンバーバッチは同役を演じたことについて、「実家に帰って『今度スマウグを演じることになったんだ。父さんのおかげだよ、ありがとう』と報告できたのは、俳優人生のなかでも最高の出来事だったよ」と振り返った。
映画『ホビット 竜に奪われた王国』は、2014年2月28日より、新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて全国公開。
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